コエンザイムQ10の効果はサプリや食事で得られます

コエンザイムQ10の効果としてよく紹介されるものとしては、アンチエイジング、疲労回復、本来期待される効果である心機能の改善および向上というものがあります。

具体的に言えば、コエンザイムQ10が体内で発生する活性酸素の抑制をすることで抗酸化作用が働き、それによりさまざまな効果が見込まれるということになります。これらのいずれにおいても、効果を期待するには相応に高い吸収率が求められます。体内での合成も可能なものですが、吸収率が元々あまり高くなく、なおかつ年齢とともに減少していくため、サプリメントなどで摂取する方が効率はいいのです。

また、コエンザイムQ10は単体での副作用がほとんど報告されていない物質としても知られており、摂取上限についても特に取り決めはありません。ただし、一部の薬と併用することで起こる副作用の報告が挙げられているため、常備薬があるなどの場合は医師や薬剤師と相談する方が安心です。コエンザイムQ10に副作用がなかったとしても、サプリメントに含まれる添加物の過剰摂取によって引き起こされる副作用もあるということも念頭に置いて利用しましょう。添加物には体内への吸収率を高めるものや、他の成分と混合しやすくするためのものがあります。

サプリメントが苦手な場合も、コエンザイムQ10を摂取する方法があります。これはコエンザイムQ10がさまざまな食材に含まれており、耐熱性のために加熱調理でも失われにくい特徴があるからです。たとえば、さばや豚肉、ピーナツやホウレンソウに含まれる他、調理用の油にも含まれていることが分かっています。脂溶性という特徴を活かして油とともに取り入れると吸収効率が上昇し、ビタミンEと併用することで効果が強化されます。ビタミンEを含む食品としては緑黄色野菜を筆頭に魚などがありますが、こちらは1日の上限摂取量が成人男性で8ミリグラムまでとされているため、過剰摂取にならないように心がける必要はあります。